岡大オケとは

岡山大学交響楽団

 岡山大学交響楽団(以下岡大オケ)は,岡山大学校友会の公認団体として,岡山大学の学生,及び周辺の大学の学生で構成されるオーケストラです。1949年,岡山大学と共に創設され,60年を超える歴史があります。

 約120人の団員が,年に2回行う演奏会に向けて日々練習に取り組み,豊かな自然と太陽に恵まれた地,ここ岡山で音楽活動を展開しています。大学から楽器を始めた初心者でも「プルト制度*」や「プロ指導者のレッスン」,当団常任指揮者の保科洋氏指導による「岡大オケ・システム」などの充実した指導体勢の下,1年程度の練習を経て舞台に上がる事ができるようになります。

 *プルト制度:一対一の個人指導。各パートの3回生の先輩が1回生を個別に指導する制度です。

保科 洋 氏

常任指揮者は世界的に有名な作曲家 保科 洋 氏

 岡大オケでは作曲家・指揮者の保科洋氏を常任指揮者にお迎えしています。保科先生の曲で有名なものには,吹奏楽でおなじみの『風紋』があります。吹奏楽コンクールの課題曲として書かれたこの曲は,現在でも多くの団体が演奏しています。また2009年には,管弦楽作品:ホルン協奏曲「巫女の舞」がイタリアのポルチア国際ホルンコンクール本選課題曲に選ばれました。保科先生は,様々な音楽表現法を,わかりやすく教えて下さいます。先生のもとで音楽をできるのは本当にありがたい事で,毎回の先生との練習を,団員はとても楽しみにしています。保科先生のより詳しい紹介は指揮者紹介をご覧下さい。

初心者でも大丈夫

団員の約半数は大学からその楽器をはじめています。

 入団する団員のうち約半数は,担当している楽器を大学に入学してからはじめています。さらに,その半分は,今まで楽器や,音楽団体所属などの音楽経験がほとんどない,まったくの初心者です。岡大オケでは,初心者でもステージに立つことができるよう,万全のバックアップ体制を整えています。ほぼ毎日使う事のできる,団員専用の練習室があり,個人練習や,パート,セクション単位での練習を行うことができます。また,3年生が,1対1で1年生の指導を行うプルト制度や,プロの演奏家を招いての技術指導など,様々な練習法を取り入れています。大切なのは本人の努力ですが,岡大オケでは,そのやる気を試すことができる環境が十分に整っています。

岡大オケの全員主義

団員全員がステージに立ちます。

 岡大オケでは,舞台に立つにあたり,オーディションなどの制度を設けておらず,たとえ下回生に楽器経験の豊富な団員がいても,上回生が曲に出演しないという事はありません。大学オケでは比較的珍しい,年功序列の制度を今でも守っています。またOB/OGさんの手も基本的には借りることはありません。私たちは,その年に偶然集まったメンバーで,どれだけの演奏ができるかに挑戦しています。単に上手な演奏ができるメンバーで演奏会を行い,曲の完成度が高ければ,その演奏会は成功,という訳ではないということです。岡大オケとして,初心者も含めた一つの団体が,どこまでの演奏を行う事ができるか,そこをお客様に見て頂くべく,日々練習に励んでいます。もちろん,手を抜く訳ではありません。自分たちの可能性に挑戦しているのです。そこには,プロにはマネのできない,時間と情熱をかけた,心のこもった演奏があると私たちは考えております。